■Report
神楽坂能楽ツアー
2006年11月23日、能&狂言を体験してきました。目的地は神楽坂、その道すがらをば。
飯田橋で下車してユルリと散歩です。
まずは腹ごしらえ。チャレンジメニューで有名な 神楽坂飯店 (Yahoo!グルメ) にて昼食。
チャレンジメニューで有名なお店だけあって、壁一杯に芸能人のサインが貼ってあります。
注文した品、ヨメは焼ソバで私はチャーハン。追加で春巻きも注文しつつ、昼からビール。
古い顔と新しい顔の両面を持った街、相変わらず和やかな品が売られています。
毘沙門天。神楽坂の顔ですね。
さらに進むと細木和子事務所。ズバリ言われるかもしません。
Explosion 跡地。現在は 神楽坂 Dimension (official) です。
そして今回の目的地、矢来能楽堂 (official) 。体験してきた演目は、能が「清経」で狂言は「鐘の音」。
「清経」は、亭主である平清経が突如自殺してしまった事を知った嫁が事故後に使者から形見を受けとるも、 何故自殺したのか納得がいかず悲しくもモンモンとし、おまけにその形見を蔑ろ(ないがしろ)に。それを見ていた亡霊の清経が嫁の夢枕に現れ "なんで、俺の形見を蔑ろにするんだっ!" と苦言。したらば、嫁は嫁で "どうして、あたしを一人で放って勝手に死んだんだっ、キサマッ!" と亡霊が逆に文句を言われてしまう、というお話。
「鐘の音」は、主人に "金の値(きん=かね のね)を聞いて来い" と指示された従者が "鐘の音(かねのね)を聞いてこい" と勘違いし、鎌倉をアッチコッチ歩き回ってお寺を放浪。 その後、良い音を鳴らす鐘が有るお寺を見つけ、喜び勇んで主人の元に戻りその件を伝えたら「鐘じゃなくって金っ!ゴールドだっ!このボケッ」 とド叱られるお話。
約一年半ぶりの能楽体験、とても楽しかったです。狂言も初めて見ましたが、とても判りやすく面白かったです。
その後の帰り道は、猫探索。 にゃらんにゃらん。
飯田橋〜神楽坂は散歩コースとしてお勧めです。
帰路の途中にフラリと立ち寄った漆器屋さんにて、可愛いバーちゃんの誘惑に負けて棚を購入しました。 格安ゲット出来てニンマシ。