教室通信194号(平成28年6月)より
知的にハンディのある方々の学びと体験の場、ドリプロスクール(NPO法人ドリームエナジープロジェクトが運営)の美術・写真・書道の作品展が、6月17〜20日、元町・中華街のトヨタハートフルプラザ横浜にて開催されました。書道では、写真のように個性あふれる生き生きとした作品が並びました。 普段のレッスンの様子をご紹介したいと思います。 レッスンは月に1度、根岸のJX体育館で行われています。始めて3年ほどになりますが、ひらがなもたどたどしかった皆さんが、漢字もしっかり書けるようになってきました。中でも、縦135cmの半折の大きさの紙(5年生以上の皆さんの展覧会の紙の大きさです)に取り組むことが、ハンディのある方にとってどれほどたいへんなことでしょうか。長さ10mにも見えているかもしれません。汗びっしょりになり、一生懸命になって書く姿は感動的です。 書道教室の皆さんにとっても同じことです。全身全霊で取り組むこと、それはかけがえのない大切なことなのです。その尊さをわかって、書だけでない、ほかのことにも活かしていっていただきたいと思っています。 |