2024 俊游書展
(しゅんゆうしょてん)

 あなたは人めの お客様です。

11月29日(金)〜12月1日(日)
長津田 みどりアートパーク・ギャラリーにて

     学生部 各部門第一席の皆さんの作品

            
会場風景
 ご家族皆様で多数のご来場、誠にありがとうございました。
 1年間鍛錬してきた腕を発揮し、つくり上げた作品を披露する場として、皆さん楽しみにしておられるようですね。ご自分の作品を、きれいに表具された状態で、展覧会場で、多くの作品の中でご覧になることは、とてもいい勉強になるはずです。作品が自分の姿だと思えば、次にどうしたらいいか、自然と見えてくるでしょう。それを次の飛躍につなげてください。
 大学生以上の皆様には、搬入、搬出、会場係などで多くのお手伝いをいただきました。御礼申し上げます。
 詳しくは、俊游誌1月号にてご紹介いたします。
 小中学生の皆様は、そのまま冬休みの書き初めの宿題の練習にもなったことと思います。書展の勢いで、また良い作品をつくり上げてください。

 ガチャの結果はいかがでしたか?

2023 俊游書展

2023年(令和5年) 12月5日(火)〜10日(日)

長津田・みどりアートパーク・ギャラリーにて

 

佐藤高翔
「できた喜びで一杯の顔がほころぶ」
書はほんとうに難しく、一本の線が満足に引けるようになるまで何年もかかります。35年教えていても、生徒の皆さんの「あ!できた!」という顔に巡り会えることは数えるほどしかありません。それだけに、その顔は最高!その風景を作品にしました。

 

松本弥生
「卯(うさぎ)」

天の海に 雲の波立ち 月の船
星の林に 漕ぎ隠る見ゆ」
      (万葉集 柿本人麻呂)

 学生部、各部門第一席の皆さんの作品です。非の打ちどころのない、すばらしいできばえでした。

 ズラリと並んだ作品は、やはり壮観ですね。学生部出品者の皆さんには、お一人ずつ授賞式を行い、賞状・賞品が手渡されました。

 たくさんのご来場、誠にありがとうございました。会場でご自身の作品を眼にした印象を忘れずに、また 次への飛躍を目指してがんばってください。

 

2022 俊游書展

2022年(令和4年)12月6日(火)〜11日(日)

みどりアートパーク・ギャラリーにて

 

佐藤高翔
「辛いと思う時も自分の夢を追い続けよう きっと何かにその手が届く」
じっと一点を見つめ、ひたすら追い続ければ、きっと何かの糸口がある、の気持ちを込めて。

 

松本弥生
「至誠通天」
誠の心を尽くして行動すれば、いつかは必ず天に通じ認められる(孟子)
 

小池寛和
「いつも真摯に笑顔を大切にこの一瞬を心を込めて生きる」

 

福島正道
「忘己利他」(もうこりた)
自分のことを忘れ、他人のために生きる(伝教大師)

平井誠信
三月二十六日

 

赤羽紗英
臨・王鐸

井戸幸子
臨・集字聖教序

 

内田有咲
「自分の未来に迷いつつも我が道を見つけたい」

 

 11月1日、皆さんの作品を無事表具屋さんに引き渡しました。書は、それを軸や額に仕立てる表具屋さんとの連携で成り立つ芸術です。表具によって作品がぐっと引き立つこともあれば、だめになってしまうこともあります。表具屋さんの長年の経験によるアドバイスもあり、作品一つ一つの表具について入念にチェックをしました。
 あとは12月6日の搬入の時に、どんなふうに仕上がってくるか、ドキドキです。

 12月6日、搬入・陳列です。何度も考え直した展示計画図、やはり現場で修正点が出てきました。機転を利かして対応してくださった皆様、ありがとうございました。



 やよい先生は受付のオブジェ担当です。さすが! うさぎさんとスノーマン、ツリーがお迎えします。
 朝は小雨がぱらついていましたが、書展が始まる頃には抜けるような青空となりました。




 さて、展覧会が始まりました。会期中、365名の方がご来場になりました。ありがとうございました。


 
 楷・行・草・篆・隷・仮名の各書体の臨書をを教室の先生で分担して書いていただき、紹介するコーナーを設けました。また、書の古典に触れていただけるよう、法帖を閲覧できるようにもしました。
 漢字が中国で誕生したのは今から3400年前。それから時代と共に姿を変え、日本はそれを輸入し、日本語の音を当てて用いました。初めは漢字そのままでしたが、日本人独特のセンスで簡素化し、平安時代に仮名が生まれました。現代では、漢字と仮名を組み合わせて日本語を表記しています。
 各書体、ずいぶん違って見えますね。何千年もの時代の移り変わりの中でできあがっていったものですから、当然です。教室で小さい子にひらがなを教える時でも、先生方はその字のルーツを基にして指導しています。


 そして、学生部の皆様の各部門第一席の作品です。お見事でした。

 日頃練習している半紙と違い、紙が大きいですから、展示された時のことを考え、大きく、堂々と元気よく書くことが大切です。ご自身の作品は、どんなふうに見えましたか?

 学生部出品者の皆さんには、会場でお一人ずつ、賞状と賞品をお渡しする授賞式を行いました。


 たった一本の線を引くだけでも、どれだけ難しいことか。できた!という喜びが小さなものであっても、それを糧に一つのことにずっと没頭して続けていくことは、情報があふれる現代だからこそ、とても大切なことだと思います。皆さん、今年の反省をしっかりして、また来年より良い作品がつくれるように、がんばってください。
 12月11日、搬出風景です。 あっという間に終了。ジーンとくるものがあります。皆様、おつかれさまでした。

 

以下は、過去に開催の書展です。

第6回 俊游会書展

平成26年11月26日(水)〜12月1日(月)

みどりアートパーク・ギャラリー

たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

 

  

佐藤高翔

 

    奈良仁篤

 

    福田壮兵

 

  

千田真純

 

  福島正道

  松本弥生

    木香逕
 

石川麻美

 

小池みのり

以下は、学生の皆さんの作品です。(アルファベット順)
画像をクリックすると、拡大表示してご覧になれます。

 

 お陰さまで、盛大な書展になりました。ありがとうございました。展覧会に向かって作品づくりにむちゃくちゃになって取り組み、その成果を会場で自分の眼で確かめることが、上達の一番の近道だと思っています。皆様にとりまして、どのような書展だったでしょうか。
 会期中の様子を、日記形式でお伝えいたします。

 10月28日(火)、作品をしめきり、教室で整理している時の学生部の皆さんの作品の山が左の写真です。みんなが必死になって書いた作品ですから、整理も必死です。どんな展覧会になることでしょうか。右は陳列の前の晩、名票や、学生部の皆さんに配るカードとクリアーファイルの準備作業の光景です。どうか見に来てください、の想いです。
 11月25日(火)、朝9時より陳列作業をしました。初めてのギャラリーで戸惑いもあり、可動壁を計画のように並べることに苦労しましたが、皆さんのご協力で、2時間ほどで陳列は終了しました。ポカーンと空いた空間が、作品で充実した展示会場になっていくプロセスは、みていておもしろいです。「展覧会って、こんなふうにできるの!」という声も。学生の方の作品が多く、時間がかかりました。展示の計画図面は何度も考え直しましたが、作品を壁にかけててみないとわからないこともあり、現場で修正も何度もありました。展示をやり終えて、初めて全貌が見え、「おーっ! こんなになったか」という感じです。
 11月26日(水)、書展がスタートしました。わかりやすいことばの作品で親しめるという来場の方の声がありました。一般部出品者の顔写真も好評です。出品者は、はずかしいですけどね。学生の皆さんも、ご家族と一緒にたくさんご来場いただきありがとうございました。クリアーファイルは作品集の代わりのつもりでした。皆さん、そちらが気になってよくご覧になっていましたね。
 11月29日(土)、30日(日)、1日の入場者が100人を越えました。会場のギャラリーが駅から近くてきれい、という声もありました。会場選びは主催者として苦労しますが、今回の皆様の声を生かさせていただきたいと思います。
 12月1日(月)、最終日です。会期6日間での総入場者は359名でした。5時からは搬出。名残り惜しいですが、30分であっという間に完了。すべてかたづいた時は、ジーンとこみあげてくるものがありました。皆様、ご協力ありがとうございました。
 終わってみて、私の理想にかなり近い形での書展にできたと思います。展覧会のあり方について、完全なものはないでしょうが、皆様のご意見も交えて、考えていこうと思います。

 

*   *   *

以下は、第5回書展の様子です。

第5回 俊游会書展

平成25年11月14日(木)〜19日(火) 10〜6時(最終日は5時まで)

桜木町・ゴールデンギャラリー(ぴおシティー3階) にて

   JR・横浜市営地下鉄、桜木町駅より地下道「野毛ちかみち」直結
   みなとみらい線、馬車道駅1b出口徒歩3分

 

  

佐藤高翔

 

奈良仁篤

    福田壮兵

 

千田真純

 

福島正道

 

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以下は、第4回書展の様子です。

平成24年12月6日(木)〜11日(火)

 

 これまであざみ野にて開催してまいりました高翔書道教室の書展を、桜木町にて、「俊游会書展」と名前をかえて新たにスタートすることにしました。「俊游=よき友」の意味です。切磋琢磨し、励まし合ういい雰囲気の書展にしたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 左は、出品予定の佐藤高翔作「身の周りの総ての何事においても 前向きに取り組み挑戦する その過程で新たな考えが次々と浮かび上がり 面白く楽しい」です。日常の生活がいつもこうでありたいという願いを込めました。
         *   *   *
 11月3日、高校生以下の皆さんの作品を整理、表具屋さんへ持っていく準備をしました。教室での制作には1カ月をかけ、最終的に一番いい作品1点を出品します。全部合わせると、作品の山になります。皆さんが一生懸命書いた作品ですから、おろそかにできません。汗だくになって、作品を選びました。(下、左の写真)
 
 会場風景です。
   
12月8日、ブリーズベイホテルでの祝賀会風景です。
 

以下は、画像をクリックすると、拡大表示してご覧になれます。

佐藤高翔

奈良仁篤

福田壮兵

千田真純

福島正道

 

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