教室通信237号

2023年(令和5年)4月23日
高翔書道教室 046−272−4001
ホームページ http://home.g03.itscom.net/kohshoh

昇段級試験 成績発表!

 書道教室では、新学期に多くの新入会の皆様をお迎えしました。先輩の方々は温かい目で見守ってあげてくださいますよう、お願いします。通う上でお悩みごとがありましたら、公式LINEも活用して、何なりとご相談ください。
1.5・6月の授業日について
 ( )はお休みです。


しらとり台のつつじ

5月

中央林間
奈良先生

中央林間 中央林間 中央林間 中央林間 しらとり台

4〜7時
大人
4〜8時
子供
2〜7時

2〜7時

2〜8時

2〜7時
(3) (4) (5)
10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30) (31)

 

6月 中央林間
奈良先生
中央林間 中央林間 中央林間 中央林間 しらとり台


4〜7時

大人
4〜8時

 子供
2〜7時


2〜7時


2〜8時


2〜7時

       
10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20競書 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30)  

※6月29日(木)は5週めですが、 他の曜日とのバランスを取るため、教室はやります。

2.新学期にあたり
 毎年新学期になりますと、学校のスケジュールが変わり、皆様が書道教室に通う上でお悩みが生じることがあります。お忙しい中、毎週通うだけでもたいへんなのに、時間割が変わったり、部活が入ったりと、通うことに不安を覚えると思います。5月ぐらいになると落ち着き、工夫次第で通えるようになることが多いので、悩まず何でもご相談ください。公式LINEも活かしていただければと思います。
 毎週通えなくても、1回で2回分の課題をやったり、学校の試験開けなど来られるときに取り戻すことも十分可能です。柔軟にお考えください。

3.春の昇段級試験 成績発表
 俊游4月号は、春の昇段級試験の成績発表号です。皆様の段・級はいかがだったでしょうか。
 学生の方は、学年の集大成の課題でもありました。優秀作品で写真掲載されている方々を見ますと、コツコツと積み重ね、すぐできなくても諦めず、粘り強く取り組んだ方が結局はうまくなることがほとんどであることがわかります。新学期で課題が一段と難しくなります。新鮮な気分で、また取り組んでいきましょう。
 学生部師範認定試験にて、八代玄妙先生が合格されました。おめでとうございます。

4.えんぴつ・ボールペンテキストについて
 幼児・小中学生の皆様には、昨年度、えんぴつ・ボールペンの練習テキストを用意し、取り組んでいただきました。大きな効果があったと思います。何より、皆さんの書き方がとても丁寧になりました。手本と書く欄が同一の用紙になったことで、見やすかったことが要因です。今年度も、また新学年のテキストを使いたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 5月の月謝袋にご案内を入れさせていただきます。

筆づかいの練習

 毛筆については、昨年度「筆づかい」の練習に多くの時間を費やしました。美しい字を書くには、形以上に筆づかいが大切です。筆づかいがしっかりできることにより線がよくなり、それによってリズムが生まれ、形も自然と美しくなります。字を書かず、縦・横・斜めの線だけの練習の回を設けたのはそのためです。根気が要りますので皆さんたいへんだったと思いますが、よくがんばってくれました。その効果が今回の昇段級試験、また年末の俊游書展の作品で見られたと思います。引き続き筆づかいの練習をやっていきます。
 今回の俊游誌4月号、高校生以上の方の漢字規定では、2種類の筆づかいで同じ文字を書くことが課題になっています(2ページ)。むずかしいと感じられることでしょう。同じ字でも、筆づかいによりその表情が変わることを味わってみてください。

行書・草書の練習
 新中学1年生の皆様、学校の書写では「行書」をやることになっています。点画を少し続けて書く書き方です。むずかしいと感じられることでしょう。教室の皆さんは小学生の間「楷書」で鍛え込んでいますので、少しすれば、すぐ慣れると思います。
 行書をさらに簡略化し、流れをつけて書く書き方が「草書」です(各書体の時代背景はもう少し複雑ですが)。この草書が基になって、「仮名」が生まれました。俊游誌4月号の実用課題(小筆)では、漢字仮名混じりにこの草書を少し交えたお手本になっています。
 新中学生の皆様に草書はむずかしいとは思いますが、敢えてそれを課題にしているのは、意図があります。俊游誌は、漢字仮名混じりである「調和体」を美しく書くことを一つの目標にしていて、これが思いの外むずかしいのです。普通の漢字仮名混じりでは日常的すぎるのか、字の大小が揃いすぎたり運筆の流れが止まり、美しさが生まれません。そこで、仮名の一つ前の姿である草書を交え、無理なく変化と流れを出すことを目指しています。

 4月号の課題のしめきりは6月20日(火)です。十分時間がありますので、じっくり勉強していきましょう。
 本年12月に、昨年のように長津田・みどりアートパーク・ギャラリーにて「2023 俊游書展」を計画しています。以上のような裏付けの上で書き上げた作品が出品できるといいですね。

 

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