教室通信242号

2024年(令和6年)2月27日増補
高翔書道教室 046−272−4001
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昇段級試験 しめきり間近!

  春の昇段級試験のしめきり3月21日(木)が近づいてまいりました。学生部の皆さんにとっては、学年の集大成の作品になります。悔いのないよう、十分に書き込んで提出してください。教室では、新学年の準備を少し早めに始めていきます。学校の春休み中もどうぞお越しください。
1.3・4月の授業日について ( )はお休みです。


神奈川県代表書家展

3月

中央林間
奈良先生

中央林間

中央林間

中央林間

中央林間

しらとり台


4〜7時

大人
4〜8時

子供
2〜7時


2〜7時


2〜8時


2〜7時

2月26 27 28 (29)
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 (20) 21昇試 22 23
24/31 25 26 27 28 29) (30)

 

4月

中央林間
奈良先生

中央林間 中央林間 中央林間 中央林間 しらとり台

4〜7時
大人
4〜8時
子供
2〜7時

2〜7時

2〜8時

2〜7時
10 11 12 13
14 (15) 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 (30) 5月 (3) (4)

2.昇段級試験について
 今、春の昇段級試験の課題に取り組んでいます。学生部の皆さんは、今の学年での集大成の作品になります。3月21日(木)のしめきりまで、精一杯取り組みましょう。審査結果は、次の俊游誌4月号で発表になります。
 教室では今年度、幼児から大人の方まで「筆づかい」に重点を置いて練習していただいてきました。字を美しく書く上で、形はどなたでも気になるところで、繰り返し練習していれば整ってきますが、筆づかいは注意していないと疎かになります。実はふでづかいを正しくすることでリズム・流れも良くなり形が自然と整います。横線・縦線・斜め線だけの練習がそれで、お手本をみて「何?これ」という声もありました。地道な鍛錬になりますが、筆づかいの法をしっかり身につけてください。


3.新年度の書道教室について
 まもなく新学期ですね。この季節になりますと書道教室の人の流れも大きく変わり、新たなスタートとなります。
 特に4月から新中学生となられる皆さん、部活などが始まって1週間のスケジュールが大きく変わることでしょう。毎週欠かさず書道教室に来ていたのが、場合によっては難しくなることもあるかもしれません。そのような時、悩まずに公式LINEなどでどうぞ何でもご相談ください。ほとんどの場合、曜日変更、振り替えなどで解決することができます。書は長く続けてこそ役に立つようになります。どうか一生続けられるよう、考えてみてください。
 現在、教室には小学6年生の皆さんが多いです。ご存じと思いますが、学校の書道は、小学校は楷書、中学で行書と決まっています。この行書が実用上はとても役に立つので、6年生の皆さんには、3月のうちから行書の練習を始めていただこうと思っています。始めはむずかしいと感じられることでしょう。がんばってついてきてください。

神奈川県代表書家展作品について
 ギャラリートークなどたくさんのご来場ありがとうございました。
「風ではなく帆の向きが行く道を定めるのだ」
It's the set of the sails and not the gales that tell us the way to go.
エラ・ウィーラー・ウィルコックス(1850〜1919 アメリカの女性作家・詩人)のことばです。
 吹いてくる風に流されるばかりでなく、時には受け止め、はね返し、乗ることで道が拓ける。それには、帆の向きをしっかりと見極めて…というイメージです。王羲之の行書と、仮名から字集めして、わかりやすい調和体作品をといつも考えています。作品ばかり書いていると自己流に陥り始めるので、臨書に8割以上の時間を割いています。
 
作品は、わかりやすいことばで、読みやすくといつも考えています。自分でことばができれば最高ですが、偉人の名言から拾ってくるのも手です。それは、身の回りにいくらでもあります。見回して、いいことばを探してみてはいかがでしょうか。

高翔書道教室36周年!
 2024年3月で、書道教室を開いてから36周年になります。開設は1988年(昭和63年)、ここまでやってこられたのも皆様のおかげ、感謝感謝です。
 これだけの年数になりますと、小学校1,2年生であった方が立派な大人になるわけで、単に字の上達というだけでは語り尽くせない、人間の成長をみることになります。教室でよく目にされると思いますが、中高生に勉強も教えるというのは、生徒の皆さんの悩みを聞いてるうちに、勉強も…ということから始まりました。佐藤高翔が理系出身であることも大きかったですね。大学のレポート、エントリーシート等にまで話が及びます。
 書に卒業はない、からです。小さい子のお習字から、大人の方の実用書、芸術書道まで、終わりはありません。年齢に応じて取り組みながら、様々な悩み事にも話が広がる。書道教室というシチュエーションだからこそ、できることです。
 教室の皆様、もっともっと教室を活かしてください!

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