教室通信245号

2024年(令和6年)8月29日増補
高翔書道教室 046−272−4001
ホームページ http://home.g03.itscom.net/kohshoh

2024 俊游書展!

 地震・台風で落ち着きませんでしたが、皆様、どんな夏休みでしたか?エネルギーを貯めることはできましたか?これから昇段級試験に続き、長津田・みどりアートパークでの2024 俊游書展の作品づくりをします。それぞれで精一杯の作品をつくりあげてください。
1.9・10月の授業日について
 ( )はお休みです。


みどりアートパーク

9月

中央林間
奈良先生

中央林間 中央林間 中央林間 中央林間 しらとり台

4〜7時
大人
4〜8時
子供
2〜7時

2〜7時

2〜8時

2〜7時
10 11 12 13 14
15 16 17昇試 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30        

昇段級試験作品しめきり 9月17日(火)

10月 中央林間
奈良先生
中央林間 中央林間 中央林間 中央林間 しらとり台


4〜7時

大人
4〜8時

 子供
2〜7時


2〜7時


2〜8時


2〜7時

   
10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22書展 23 24 25 26
27 28 (29) (30) (31)    

2024 俊游書展作品しめきり 10月22日(火)

2.夏休みの宿題と昇段級試験について
 書道教室では、学校の夏休みの書道の宿題がある方は、それに取り組んでいただきました。大騒ぎになりましたが、しっかり取り組めたと思います。 宿題の提出は任意で、出さなければいけないというものではないことが多いのですが、書道教室の皆様はせっかく普段から筆の鍛錬をしているのですから、積極的に提出しましょう。また、冬休みの書き初めの時に宿題となることでしょう。今度は紙が大きく縦長になることもあるでしょうが、書展の作品づくりがその練習にもなるはずです。がんばってください。
 昇段級試験につきましては、ほとんどの方は作品はすでにできています。9月17日(火)のしめきりまで、もうひとがんばりです。中1の皆様、行書をやり始めて、ずいぶん慣れてきましたね。昇段級試験で成果を試してみてください。

3.2024 俊游書展について
 昇段級試験が終わりますと、2024 俊游書展の作品づくりにかかります。
会期 2024年11月29日(金)〜12月1日(日)
    
11〜5時(29日(金)は1〜5時)
会場 長津田 みどりアートパーク・ギャラリー
    (東急田園都市線・JR横浜線の長津田駅北口すぐ)



 書道教室の年に1度の最大行事です。培った力を最大限に発揮して、いい作品をつくり上げてください。会期には、ご家族皆様でお越しくださいますようご案内申し上げます。
 作品しめきりは10月22日(火)です。また搬入・陳列は11月26日(火)9〜12時ですので、大学生以上でお手伝いいただけます方は、よろしくお願い申し上げます。(11月27日(水)・28日(木)は会場お休みとします。)搬出は12月1日(日)5〜6時です。


  一心に筆を執り、紙に向かう。何枚も何枚も書いて、できあがった作品がきれいに表具されて、展示場に飾られる。それを眼の前でみると、強烈な印象で眼に飛び込んでくると思います。書いたご本人からすると、うまくいかなかったところばかりがみえて、いやなこともあるでしょう。それが次への飛躍の糧になります。毎年、そのための場として展覧会を開催しています。
 幼児・小1・2年生の方は、えんぴつ作品です。大きく堂々と書きましょう。小3〜6年生の皆さんは半折4分の1(縦68×横17.5cm)、中学生の皆さんは半折(縦136×横35cm)に毛筆で書きます。紙の大きさに負けないように、元気よく書きましょう。高校生の皆さんは、日頃半紙で書いている臨書を、半折に書きます。先生は手本は書きません。法帖をみて書いてください。
 大学生・一般の皆様は、まず調和体作品をめざしてください。どなたでも読めてわかりやすい漢字・かな混じり文を書くことです。ご自身の言葉でも、過去の名言でもいいです。それには古典臨書の裏付けが大切です。調和体でなく、古典臨書作品でも大いに結構です。
 大事なことは、ご本人が納得のいく作品ができて、それによって何か得るものがあるということです。
 大学生・一般の皆様は、搬入・搬出の他、会期中の会場係など、手をお貸しいただけるところでご協力をお願い申し上げます。

私の作品「失望はしない 全ての失敗は新たな一歩となるから」についてトーマス・エジソン 18471931 のことば 
I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward.8月29日増補
第40回 読売書法展(9月1日(日)まで 六本木・国立新美術館1C9展示室) 縦225×横53cm
 どんなことでも失敗はつきもの。それで落ち込むのではなく、それを元に次の新たな一歩へ進めば良いのだ。いかにも発明王エジソンらしいことばです。その気持ちを、王羲之の書法で作品にしたいと考えました。もちろん「新」が作品の山場です。力まず、ゆったりとした呼吸でスケール大きく。
 枚数はずいぶん書きましたが、残った1点は結構早い時期に書いたものです。うーん、まだまだだなと自覚した次第です。
 調和体作品では、詩文が作品の成否を左右します。わかりやすく、いい意味のことば(著作権も気にしながら)は、そうあるものではありません。しかも、読売書法展の理事ともなれば、作品は多くの方の眼に触れます。そういうプレッシャーの中での作品づくりです。

 

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